私はヒートテックもコンプレッション系防寒インナーも合わない体質。この記事ではヒートテックや締め付け強い防寒インナーが体質に合わない方のための最強インナーをご紹介します。
ヒートテックの汗による冷えやコンプレッション系着ると具合悪くなる方には是非読んで欲しい。
防寒インナーの代名詞 ヒートテック
日本の冬、ユニクロさんのヒートテックは手放せないって人はものすごく多い。
最近ではメリノウールも台頭してきておりお金持ちはメリノウールインナーを好まれるそうですが
んなもん高くて買えねーよ。
自転車屋ですから。
でもヒートテックなら買える。
ユニクロさんのセールでね…

しかし、ヒートテックと私は相性が悪いので世間一般の防寒対策は私には無意味でした。
なぜヒートテックが合わないのか?

それだけですが、お腹が冷えることがものすごいストレスですし、作業に集中できないので危ない。
じゃあ腹巻すればいいじゃん!ってのもダメでした。理由は後ほど…
お腹が冷えるので酷い時は、ヒートテックの下に自転車の梱包で使われていたプチプチとか薄い発泡スチロール素材を巻いて応急処置していました。
これ結構笑われました。ドン引きしてる同僚もいました。
あとドライヤーで乾燥させたりとか、苦労してました。
しもやけも含めもうメンドクサイ体質で自分でも嫌になります。
ヒートテックは乾燥、肌荒れも起きる場合がある。
当時の写真は無いのですが、私の場合は背中にブツブツが出来て、ニキビみたいになっていました。
乾燥による肌荒れが疑われますが、真偽はわかりません。
乾燥する。よく言われる吸湿発熱素材の代償かもしれません。
ヒートテックが合う人がうらやましい。着れるなら私も着たい。
今まで着ていて何の問題もないヒトは合っていると断言できます。
暖かさと、動きやすさを兼ね備えた防寒インナーは探してみると本当に少ないので本当にうらやましい。
そして次に試したのはコンプレッション系防寒インナー。
コンプレッション防寒インナーとは?
体を適度に締め付けて動きやすくするというマッチョ思想な商品。
体を動かす系の仕事の方や冬のスポーツシーンなどで活躍するインナー。

イラストはイメージ150%上乗せで描いています。
コンプレッションインナーのメリット
着圧を高め、筋肉の動きを補助し、血流を改善、リンパの流れも改善するというメリットがあるらしい。
動きやすくて暖かくて疲労も軽減してくれるなんてすごい商品ですよね。

コンプレッションインナーのデメリット
着圧を高める、締め付けの強いインナーはヒトによっては合わないこともあります。
症状としては、頭痛、肩こり、疲労感、心の余裕が無くなるなど。
メリットの真逆の状態を発症することもあります。
私、締め付けのあるインナーを着ると頭痛が発生し、気持に余裕が無くなり超寝不足の時と同じような状態になります。この症状に気付けたのは良かったです。
毎日頭痛がして消炎鎮痛剤を飲んでるなんて人はもしかしたらインナーに問題があるかも知れません。
締め付けが嫌いなヒトは案外多くいますので一人で悩まないでください。ちなみに私はHSPって感じではなく、ただ本当に着圧を感じると具合が悪くなるだけでした。
体質知っておくと自分に対して対策がとれるので色々試すのは良いことだと思います。お金かかるけど…
というわけで、コンプレッションも無理。
そんな体質こじらせ系の私にも救世主がいた!
私が手放せなくなった最強インナー。
最強インナー「ブリーズテックス」

写真からして登山用。普通は商品写真ですが相当自信あるのでしょう。誰がこれを見て市街地や家で着ようとおもうのか考えなかったのか?
しかし、実力はある。
着圧が苦手な人(HSPのヒト)も安心な着心地。
※着圧、締め付けが苦手な人をここではHSPと言ってますが、着圧による体調不良は本来は数ある症状のうちの1つでしかありません。HSP気になる方は一度検索してみることをおススメします!
緩い感じでもしっかり暖かい。パジャマにも最高。
ゆったり着れるのにしっかり暖かい。生地は分厚くもなく薄くもなく普通のインナーの厚みです。
胴体前側に防風素材の起毛生地があってお腹も冷えません。
お腹側の裏地はこんな感じ↓防風フィルムもさらに内側に入ってますが、分厚くないです。
何も知らずに着ればたたのインナーって感じの着心地。ヒートテックよりは厚みあります。
※ヒートテックが薄すぎる。

これがものすごいありがたい!結局インナーと腹巻していたら暑くなると腹巻取ってとか忙しい時にしないといけなくなるので1枚で済むのはありがたいし、腹巻の締め付けも無いので快適そのもの。
まあ、暖かいですよ…何枚も着こんで重ね着しなくても一枚でしっかり暖かいので身軽です。
よくわかりませんが、カーボンブラックが光蓄熱して寒くならないらしいです。
誤解がないように言いますが、作業すると汗はかきます。当然ヒートテックの時のように湿るんですがお腹は冷えませんし、不快感もすぐに消えます。防風透湿フィルムが効いてます。
強風って寒いと感じる条件の一つですが、それ潰せます。自転車乗る時も重宝します。
タートルネックタイプを買って自爆した私はタートルネックをぶった切っていたので裏地のさらに裏をご紹介できます。これがおそらく透湿防風フィルムです。そんな感じのテカリがあります。
私はこれを見た時に、ヒートテックより1000円高くてもこれだけのことしていればまあ、アリだな…と納得しました。

なんかもう、気が利きすぎてるインナーです。

サイズは小さいより大きめがおススメ。
ゆったり着てもとても暖かいので手放せません。普段のサイズと同じか不安ならワンサイズ上を選びましょう。インナーなので多少大きくても誰も見ません。
肌との隙間が大きくても十分暖かい。
165㎝中肉中背でLサイズでゆったり着れます。
ブリーズテックスにはタートルネック的なタイプもあるので注意!
締め付け苦手な方は首元が丸首を選んでください。タートルネックっぽいタイプもアリ超暖かそうに見えますが締め付け苦手な方には地獄が待っています。気にしない方はOKです。
買い足しの時、私は調子に乗ってタートルネック的な奴を買ってしまって一瞬で頭痛がして首元部分を切り落としました。まあ、インナーなので問題なし。
インナーの重ね着は最小限でOK
よくある「今日はヒートテック2枚着てます!」とか要りません。
ブリーズテックスは基本1枚でOK。インナーの重ね着は不要。
※ここは関東。
重ね着って動き辛いですよね?
登山用っぽいパッケージですが、使用するのは市街地、室内作業もある。
何枚も着こんで動きにくいと作業に問題がでるし、逆に暑くなった時に困るので重ね着最小限で済むのはありがたい。
ブリーズテックスは耐久性も抜群。
最初に買ったのは6年持ちました。
いや、買い替えろよ、6年ってなんか引くわ…と思うかもしれませんが全然傷まない。
私の場合は5年目くらいで脇が切れだして、パジャマにして最終的にもう買い替えろと言われ捨てました。
耐久性は抜群と言えるでしょう。暖かさが落ちるなんてこともありませんでした。
ブリーズテックスはこんな人にオススメ!
(ママチャリでもスポーツバイクでもOK)冬に自転車漕ぐと暑いんですよね…着込んでるのに頑張って漕ぐと逆に汗だくになったりしますが、ブリーズテックスなら軽装で防寒対策できます。
冬の自転車で寒いのに暑いんだよってヒトは試す価値あり!※着込み過ぎないでOKってことです。
冬のバイクは地獄の寒さ。当然最強アウターを着込んで乗るんですがインナーも防風透湿だったらもう言うことなしです。
冬の外作業は過酷です。寒いので厚着して動きにくいこともしばしば、反対に制服(作業着)が決まっていてインナーで対応するしかない場合もある。そんな方にプレゼントしようもんなら超喜ばれること間違いなし!
ブリーズテックスのデメリット
良いことばかりじゃないんです。しっかりデメリットもあるので注意!
匂いケアは必須
暖かいので汗もかきます。当然匂いも出ます。特にメンズは注意!
脇の匂いが強い方はデオドラントしないとって、まあどんな服でも同じですね。
前側が吸い付くような着心地
前面の保温部分がピッタリ体に吸いつくように密着します。
極端に例えるなら、水にぬれた服が体にくっつくような感じですね。
これが嫌という人もいるかもしれませんが、私は気づくと引っぺがしてますが苦ではないです。
くっついて動きにくいわけではありません。ただくっついてんな~くらいな感じです。
価格が高い
値段は2200円前後と少し高めです。高くて良いのは当たり前と言われればそれまでですが、ヒートテック重ね着してる時点で2枚分のお金かかってますし、何より耐久性が高い。何年も持ってしまう。
で、暖かい。なので高くてもこう、買ってしまうんですね…
洗濯だして乾かないと寒くて悲惨なので常に3枚はあるようにしています。

私はお小遣いで買ってますが…涙
というわけで、今回は仕事中に着ているインナーの話でした。
自転車業って意外と動き回ったり、ジッとしてたりの繰り返しなので環境的に一定じゃないので、登山用の商品がピッタリだったりします。
自転車乗りにも本当におススメの逸品です。
インナー1つで仕事の集中力とかパフォーマンスが上がり、なおかつ寒さが原因で疲れることも少なくなるとなれば、もうこれしか私は考えられない。
他にもインナー選びで困っている方がいて参考になれば幸いです!