防犯登録した時の紙を無くしてしまったそこのアナタ
自転車が盗まれて一刻も早く盗難届を出したいのに控でもらったはずの紙が無い。
でもね、
防犯登録の控を失くしても、
自転車の防犯登録抹消や盗難届は警察でできます。
※これは防犯登録のルールブックにも明記されていますし、警察で断られたお客さんのために何度も警察とやり合ってますので知らない方は是非読みましょう!
たとえ防犯登録番号が不明でも、大丈夫です。
持ち主の身分証をもって警察に行くんです。
逆にそれが出来なければ何のための防犯登録だという話ですよね?
公的に誰の自転車か示すためだけに存在するのが防犯登録です。
抹消したいなら自転車本体と身分証持って行きましょう!
※個人売買の自転車は元の持ち主しか抹消できませんから、元の持ち主にこれをやってもらいましょう。
販売店に行っても時間かかるだけですので急いでいるなら警察に行きましょう!
不安な方はまずお近くの警察署に問い合わせして確認してから出向きましょう!
販売店で探すより早い理由は後述!
注意!防犯登録してから8年とか10年過ぎている自転車はもうすでに抹消されていますから焦って探さなくてもOK!それこそ落ち着いて警察に相談しに行きましょう!
詳しくはこちらの記事でチェック!
なんで販売店でやってくれないの?買った店なのに不親切じゃないか?
不親切でしょうか?
やらないとは言いませんがやっても警察よりはるかに多くの時間がかかるので最初からデータが管理されている警察を案内するのです。
まあ、なんかあの、行きにくいというか、警察署に行きたくないのは気持ちわかるんですけど…

自転車の防犯登録データは警察で管理されています。
販売店は代理業務をする資格を与えられていますが、データの管理はしません。するのは【販売店控え】の保管だけ。
繰り返しですが、
そして警察なら、その場で盗難届や抹消と言った手続きが可能。
身分証をもって警察に行けばその場で解決する内容を販売店で時間かけて手作業で探す間お客さんに時間貰うほうが不親切ではないでしょうか?
警察はデータベース。
販売店は紙ベース。手作業。
同じ名前で複数の自転車を保有していると確認に手間取る場合もあるのはどちらも一緒。
警察に断られた経験がある場合
なぜ皆さんが警察じゃなくて買った店に防犯登録番号を聞きに来るのか?
知らないからが7割で警察でそう言われたからが3割でしょう。憶測ですが…
おまわりさんに聞いたら販売店に行って調べてもらってからまた来てねと言われたというお客さんも少なからずいます。そのたびに警察に苦情を入れるので今では管轄警察署さんがしっかりお仕事してくれます。
警察で手続きできる旨は防犯協会からの【防犯登録の手引き】にもしっかりと明記されています!
防犯登録協会という団体が販売店に防犯登録の仕方を指示しています。
その教科書というかルールブックが「防犯登録の手引き」これに書かれていることしかできないが書かれていることはできるので安心して警察にたてついてOKです。
各都道府県の防犯協会によって多少違いはあるようですが、私のところではできない!という方がいたらご一報いただければ幸いです。
本当にできるのか不安な方は警察に行く前に問い合わせしてから行きましょう!
その際は110番ではなくて警察署の電話番号にかけましょう。
自転車屋さんに頼む際は、決して横柄な態度をとらず、紛失したという自覚をもってお願いして頂けると防犯登録番号が早く見つかる場合があります。
逆に横柄な態度でこられるお客さんは超時間がかかると思います。
自転車屋も人間ですからね。お金貰う作業でもないのであしからず。※一般論です。
自転車屋に防犯登録カードの保管義務がある。
義務はあるが罰則はない
調べて提供する義務はない。
ちなみに、もしやるならウチは探すのに1週間ほどかかりますと言います。お断りはしません、買って頂いた自転車に関わることですから協力はします。
1年に何千台売ると思ってるのか?うちの倉庫にどんなけ段ボールあると思ってるのか?見せてあげたい。
だからこそ安易に販売店に聞いて来いと言う警察にも腹が立つのです。
そして、コンプライアンスもあるのでいち従業員が勝手にお客さんの個人情報を見れるわけもないのでその辺もわかって欲しい。個人情報保護法で情報は守られているはずなのにバイトの子に探せって言うのがそもそもおかしい。
それが一番早くて確実な解決方法です!
自転車防犯登録の注意点
防犯登録カードの控えを失くすと超大変
スマホに写真でメモ代わりに残しておくことをおススメします!
このスマホ時代になぜ写メを撮っておかないのか不思議なほど皆さん失くしますし、写真も撮ってない。
大変なのは譲渡や販売する時ですね。
警察でできると知らなければまず販売店では何もできません。
大事ですからもう一度
防犯登録カード無しでは販売店での手続きは不可能!
逆に防犯登録カードがあれば、譲渡や抹消、盗難届け、再登録もスムーズに進みます。
販売店は警察や防犯協会の業務の一部を代行するだけなのでルールを無視しての抹消や情報提供はできません。
仮にルール無視して好き勝手やり過ぎると資格取り消されますから防犯登録できない自転車屋が誕生します。
あ、やべぇと思った自転車業界のヒトは眠っている「防犯登録の手引き」を読みましょう!
今までずさんに管理していたとしても明日からちゃんとやればいいのです。開き直りましょう。
防犯登録抹消は登録県内でしかできない!
他県のヒトに譲渡や販売するならまず抹消してあげてからが基本。
同県内なら防犯登録カードと譲渡証明書を一緒に送ってあげれば代理人でも抹消可能。※必ず自転車本体も確認必要なので注意。
防犯登録できない自転車もある
防犯登録できる自転車は道路交通法に定められた【普通自転車】のみ!
これも長くなるので詳しくはコチラ!
※紙ベースで保管ですから手作業で探す店が大半です。業務中に人員割いて物凄い量の紙の中から探す作業だと思ってください。