なんか6段変速ギアの調子が悪い
ギアチェンジがうまくいかない!
なんとか自分で調整できないものか?
だって…
この変速機についてるこの小さいネジ!

絶対このネジをいじれば調整できるはずだ!
というかもうすでにネジを回してしまって
逆にひどくなった!どうしたらいいんだ!
とお困りのアナタ
そんなアナタは是非読んでください!

変速機のギア調整は変速機の基本とシマノマニュアルを知らないとできないことになっている。
まずは変速機(ディレイラー)の基本、つまりあの小さいネジの使い方を知ってもらう
そのうえどこに合わせるのかというマニュアルを知れば、もう変速調整なんてできたも同然。
実はシマノの外装変速にはマニュアルがあります。
プロでも経験とか勘で調整してるわけじゃないんです。
みんなマニュアル知っていてなおかつディレイラーの調整方法も知っているから当たり前のように調整できるんですね…
https://si.shimano.com/ja/pdfs/dm/GN0001/DM-GN0001-30-JPN.pdf
使用工具はコチラ↓
見て頂いたらわかりますがかなり難解な感じですよね…
てことで超かみ砕いてハチワレが解説しますのでご安心を!
まずはマニュアルを知らねば何も始まりません。
変速機の調整方法なんて覚えてもどこに合わせるかもわからずやってもそれは調整ではなく実験です。
シマノ変速機のマニュアル
マニュアルと言っても難しくありません。
ようするに変速機がどこからどこまで動けばいいかという基準を覚えるだけです!
可動範囲を決めるのはプーリーという変速機についてる小さい歯車です。

そしてそのプーリーをどこに合わせればいいのか!それこそがマニュアル!

変速機には正しい位置があり、ここに合わせればしっかり変速できますよ?という基準です。
こんなの知らないとできませんよね!
1速側は中心で合わせるのに6速側は外側と合わせるってのが知らないとできない理由かもしれませんね…
はいでは基準がわかったところで
どうやってガイドプーリーを合わせるのか?
いまこそあのネジの出番です!
変速ギア調整でのネジの使い方
変速機についている調整ネジの役割はカンタン。

このネジは締めた先に爪があって、その爪を押し引きして変速機の動く範囲を決めるための
要するに可動範囲を決めるためのネジってことですね。

このイラスト2回目!
ハイとは6段変速なら6速のこと!一番重いギアがハイギア!
そしてH側のネジはこの6速側のチェーンの移動範囲を決めるためのネジ!
(チェーンが外側に落ちやすい場合や6速に入らない時に使うネジです)
H側のネジはシフターもチェーンも6速に入ってないと回しても意味がありません!

ロー側は6段変速なら一番軽い1速のこと!車輪側の一番大きいギアがローギア!
ロー側は1速側へのチェーンの移動範囲を決めるためのネジ!
(車輪のほうにチェーンが落ちる場合や1速入らない場合にまわすネジです。)
L側のネジはシフターもチェーンも1速に入ってないと回しても意味がありません。

なんだジャー簡単じゃん!
早速やってみようと思ったアナタは甘い
先ほどサラッと書いてますが、
H側のネジはチェーンとシフター(手元の変速切替装置)が6段目にきてないと回しても効果なし。
L側のネジはチェーンとシフターが1段目にきてないと回しても意味なし。
変速調整をする際は、必ず
H側ネジは6速に入れた状態で行う
L側ネジは1速に入れた状態で行う
コレを知らずに適当にネジを回しても逆に壊すことにもなりもなりかねないので注意!
変速調整のコツ
さてさて、もう大丈夫かと思われた変速調整ですが、実はまだつまづきポイントあります。
変速機を後ろから見て、プーリーが6段目の右端と垂直になるようにH側のネジを回すんですが
両目で見てると効き目が邪魔してしっかり見れない場合があります。
私は片目で見てチェーンの上段と下段が一直線になる位置まで体を移動させてラインを確認します。
両目だと効き目優位に左右差を脳で整えてしまうので片目が単純で良いと思います。

何言ってるのか不明だと思うので補足


自転車を後ろから見てチェーンが上と下のラインで揃う位置で頭を固定してください!ってこと
で、頭だけ動かしてチェーンラインが揃ったら、目だけを下に動かしてガイドプーリがどの位置にあるか確認します!

で、目だけを動かしたらズレがわかると思うので、H側のネジを回して調整します!

チェーンの真ん中と垂直じゃなくて、右端と垂直なので注意してね!
てか画像多くね?
H側のネジを回してもガイドプーリーが動かない場合
ワイヤー引っ張り過ぎですね。
単純な力勝負でワイヤーに負けて、ネジを緩めても影響が出ません。ワイヤーを緩めましょう。

はい、
ネジを回しても動きませんってヒトはワイヤーを張りすぎです。
ワイヤーの張りが強すぎるとネジを回しても変速機が動けない状態になります。
もしネジが効かないならワイヤーをゆるめましょう。
ワイヤーを緩めるのはここ↓

ワイヤーを緩めるとH側のネジもいうこときくようになるので右端に合わせて6速側は終了
はい、こんどはL側
1速にチェーンを乗っけた状態にして下さい。
その状態で今度は1速ギアの歯と垂直な位置にプーリーが来るように調整します。
ただこれものすごく見にくいんですね…無理ゲーやんみたいな…
でも大丈夫。
チェーンが車輪側に外れなければOKなのでむずかしく考える必要はありません。
軽く締めこんじゃえばOKなのです。
変速調整できてるかの確認作業も忘れずに!
マニュアルの通り出来たら思いっきりガチャガチャやったりゆっくり変速してみてチェーンがはずれないか?変速がもたつかないか?など確認しましょう!
ちなみに変速の真ん中あたり、3、4速あたりで変速がもたつく場合は変速ワイヤーアジャスターを使ってワイヤーに強弱をつければOK
ワイヤーが弱いのでアジャスターを緩めてワイヤーを張る!
ワイヤーを強く引っ張りすぎなのでワイヤーアジャスターを締めこんでワイヤーの張りを弱める!
ワイヤーアジャスターで行う調整は微調整という感じで行います。
どうしてもうまくいかない場合は自転車屋さんに頼るのがいいと思います。
倒れたり、こけたりしてから変速がおかしい場合の注意
そもそもの問題なんですが、自転車屋さんが変速調整したものが狂う原因としては転倒などので変速機自体が曲がるなどの原因があります。
変速機本体が曲がっていたらこのマニュアル調整は意味ありません。
自転車屋さんに持ち込み修理できるか相談してみましょう。
変速機にはガードがついています。※高い自転車にはついてません。
ガードと変速機が接触することは無い。つまり当たらないようになってます。
しかし転倒などで変速機ガードが曲がってると変速機を押してしまって6速側までチェーンが移動できない状態になります。
物理的に動けない状態になるので、6速に入らず5速や4速までしか使えない状態になります。
変速機とガードが当たっているだけなので、何も難しく考える必要はなく
この場合は焦らずに、変速機ガードをグイっとまげて変速機を開放してあげましょう。
ヒューマンパワーでグイっとやれば完了です。
曲げすぎて折らないように注意しましょう!
変速ワイヤー交換した後の場合の注意
変速ワイヤーを交換した後に変速調整がわかんない!って方も多いです。
しかしここまで読んでくれた方はもう調整方法はOK。
足りないのはワイヤーと変速機をどういう状態で固定したら良いか?
そこの知識だけですね!
変速ワイヤーと変速機の固定は6速の状態で固定します!
6段変速はそんな感じですね!
もしちょっと言ってる意味がわからないという場合は作業はやめておきましょう!
あ、なんだそういうことかと、なんとなく見えてきた場合はやってみて下さい!
自己責任でね
ちなみにワイヤー固定する時の工具はコレです↓
9mmスパナを使います。
はい、今回は自転車の外装変速機の変速調整の話でした!
マニュアルで変速機のどこをどう合わせるか?とか変速機の調整方法も誰かに教わらないとわかりにくいのでとりあえずやってみると失敗します。
知らなければ失敗するんですが、知ってればそんなに難しい作業ではありません。
どうしても困ったら自転車屋さんがいますから自己責任でトライしてみるのも全然アリだと思います!
この記事がお役に立てれば幸いです。
