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自転車のオートライトがつかない。買ったばっかりなのに不良品ですか?と思ったら読む記事。一瞬で直るかもしれません。

オートライトの自転車なのに突然ライトがつかなくなった!なぜ?不良品?

自転車屋に行かないと!

という方はこの記事を読んでからにしましょう。

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自転車のライトはLEDオートライトが主流

自転車の前車輪が回ると勝手にライトが点灯するという夢の商品が今は主流、当たり前の機能になっています。これすごい革新的なことだったんですけど、今は普通。

しかし、

勝手に点灯するが、勝手に点灯しなくなることもある。

おかしいですよね?だってオートライトでしかもLEDなのに何故突然つかなくなるのか?
LEDライトは切れないことで有名なはず。

実は結構多いお問い合わせです。

ただ、これ、ものすごく

簡単に元に戻る可能性大!

慌てて自転車屋に持ち込む前に落ち着いて読みましょう。

確認しよう 
突然つかなくなった場合

オートライトがつかない時に確認するところを絵にした
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配線が抜けてませんか?断線してませんか?

実は、この断線とか、ただ端子が抜けているだけという場合が超多い

風で倒れて断線したり、コードが引っ張られて抜けたりと外的要因がほとんど。
え?それだけ?
はい、それだけって場合が多いです。
もちろん他にもありますが、

自転車屋に行く前に確認してみましょう!それだけならラッキーです。

確認方法

前車輪の右側にライトから延びコードがあります。
その先に端子があります。

抜けてない?

抜けてるなら差して、カゴ持ち上げて車輪浮かせてタイヤ回してライトがつくか試しましょう

自転車のライトの点灯確認方法

端子が抜けてない場合

断線してませんか?

コードを辿っていき、切れていたらそれが原因

コード繋ぎ合わせて防水処理して終わりです。

配線の仕方はググって下さい。
マルナゲサイクルですので。

まだ点灯しない?困りましたね…

接触不良という場合もある

断線でも端子抜けでもないなら端子の抜き差しを2、3回してみましょう。

特に2線端子は接触不良起こしやすいので要チェックです。
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何やってもダメなら自転車屋に行くべき。

端子抜けもないし断線もない時は自転車屋に行きましょう。
自分でライト交換されてもOKなのですが、本当にライトが問題なのか、発電機の方なのか確実にわかってからじゃないとライトを無駄に買う羽目になるかもしれませんので、自転車屋に行って相談しましょう。

自転車屋ではその場合、まずライト本体を正常なものと交換し点灯するか確認

交換して点灯すれば、交換前のライトが故障しているという判断
ライト交換して終了。

ライトを交換してもつかない場合

この場合はハブダイナモと言って車輪の真ん中の発電部分がダメになっているという判断になり、車輪交換が勧められます。

ハブダイナモがダメだと結構高くつきます。

ただし、例外もあります。

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何にも壊れてないのに、つかなくなることもあります。

機械的には正常なのに点灯しない現象があります。

原因を知らないと何やっても点灯しないので結局必要以上のお金を払うことになりかねない厄介なやつ…

ライトダメか、で交換↓
アレ?つかないぞ?

じゃあ車輪もか!↓
あれ?つかないぞ?

なぜ?

プロなのにわからない!という奴を私は知ってます。

その原因は、サビによる絶縁

オートライトがつかない原因はサビによる絶縁だった

実はこれ、カゴの下につけるタイプのカゴ下ライトに多い問題。
サビ以外にもネジが緩んで接点を失うと点灯しません。

ご存じの通りライトは電流によって点灯します。
サビはその電流をストップさせてしまう厄介や存在なのです。

発電機ライトボディと順番で電気が流れるのにサビが邪魔してしまうのです。

1線式タイプは車体からアースを取ります。
つまり車体に電気を流すことでライトとして成立させているわけです。

アースを取る部分がサビていると、どんなにチェックしても点灯しません。

機能的に問題が無く壊れていないのにサビで点灯しなくなるとてももったいない状態

前かごの下にライトがあるカゴ下ライトで1線式のタイプに多いトラブルですね。

フロントフォークにライトがついてる場合はつけ外しでサビも落ちることが多いので滅多に見ませんが、こっちはこっちで塗装が分厚くてアース取れないとかそんな問題もあります。

昔ながらの倒し込んでタイヤにこするタイプも実はボディアースして電流を車体に流してます。

サビが原因と知ってる店だとサビを削りアースを取れるようにしてくれて500円から1000円位?
カゴ下ライトが点灯しないと来店されてまずサビを疑う店は強い店です。

知らない店だとどうなるかわかりません。

自分でやればタダ!

この場合はサビをヤスリで落として通電するようにするだけでOKなのでもちろん自分でも修理可能。

2線式タイプだとそもそもサビに影響受けないので信頼性高いです。


 

LEDは切れないと思っている方もいますが、LEDは大丈夫でも基盤や配線は故障します。

絶対に切れない訳ではないのです。

修理代、高いのはイヤだ

オートライトが壊れたからオートライトで直す必要はありません。昔ながらのダイナモライトでも交換可能です。ハンドルに付けるタイプのライトでも前照灯として使えるものならOKです。

修理するに値する使い方をしているかどうかで修理方法決めても大丈夫なはずです。

つかなくなったら焦らずにこのページを思い出してください!

お役に立てたら幸いです。

せっかくなのでオートライトの豆知識

後からオートライトにするには割高になる。
ライト本体とハブダイナモ搭載車輪を用意する必要があり、一昔前ならその値段で自転車買えちゃう位でした。最初からついてた方がお得です。

最近のLEDは省エネタイプ
6v0.8w 少し前までは6v2.4w
省エネの分ダイナモ自体も軽く、漕いでも軽く感じます。

要注意!古いのに最近のをつけるとLEDの基盤が壊れることがあります。

早い点滅が点灯に見えるだけシステム
実は点灯ではなく点滅を超早くして点灯に見せているだけ。超ゆっくり走ると点滅しますが故障ではないのでご安心を…

以上

今回は意外と多いオートライトが点灯しない問題。

現場では端子抜けで拍子抜け率高いです。

お子さんがライト付かないと言ったらこの記事を思い出してください!

まずはコードがどうなってるか確認することでわざわざ自転車屋さん行かなくても良くなる可能性が大です。

最後まで読んで頂いて本当にありがとうございます!

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この記事を書いた猫
猫だってやればできる

自転車技士、安全整備士の資格を取得してからも10年以上、自転車を研究している自転車研究家。自転車屋的にどんな人かは記事で判断して下さい!
「知らないから損をする」「すぐ壊れるから大事にしない」それだと自転車業界の思うツボ。ママチャリの裏側を記事にする私は自転車業界の敵。だから猫の姿で失礼します。

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