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自転車の空気入れは使い捨て?

空気入れポンプってすぐ壊れる…
これ、なんで?自転車業界の策略ですか?

この記事を読むと安い空気入れを10年以上使う羽目になるかもしれません…
自己責任で読んでください!

空気入れ壊れた
知名度のないハチワレサイクルです!

知名度ないんで消されずに済みました。よかったよかった…

ハイ!

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空気入れがすぐ壊れて困っている方は意外と多い

実は空気入れの故障というか、空気が入れられなくなる問題、多いんです。

空気入れはなぜすぐ壊れるのか?

答えは意外と簡単!

グリス切れです。

は?グリス?

空気入れの中になぜ油が入ってるの?という方も多いです…

自転車の空気入れは筒状でその中をゴムのパッキンが動いて空気を押し出しますが、このゴムがスムーズに動くには潤滑材が必須…そこで安くて長持ち、ゴムにも優しいグリスが潤滑剤に選ばれています!

グリスがある→動きスムーズ、ゴム痛まない
グリスが切れる→動き重い、消しゴムみたいにパッキンが削れたり破れたりする

要するにグリス切れ状態で頑張って空気入れようとすると
ゴムパッキンがダメになって壊れるんです…

机の上で無意味に消しゴムをこする状態と同じです。

じゃあ、何でグリスが切れるのか?

外に置いておくと、気温の変化や乾燥、湿気にさらされてグリスがすぐダメになります。
夏の高温、冬の乾燥。外はグリスにとって厳しい環境。

そして、

安い空気入れには安いグリスが必要最低限入ってるだけだからです…
(質より量!くらいグリスが入ってれば外でもある程度持ちます)

室内保管されたポンプは意外と長持ちします、グリスにいい環境だから…
でもいずれはグリスが切れます。

だって、安い空気入れがずっと使えたら、業界的に…
(視線を感じたので言いません)

今、何かを察したアナタ…

大丈夫です。ハチワレサイクルは味方です!
そんなアナタに今回はちょっとしたメンテ方法を教えます。

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安い空気入れでも長く使う方法

シリコンスプレーを筒の中に吹きかけましょう。
少しで大丈夫です。

これだけです…簡単でしょ?

シリコンスプレーとは、その名の通りシリコン被膜を作って潤滑を得るタイプの潤滑剤。ゴムにも金属にも優しいのが特徴。ただしガラスや電装品にはかけない。付いたらシリコンオフなどで脱脂しないととれません。

自転車屋さんは上からバラしてパッキンをグリスアップします。
しかし今はシリコンスプレーがある時代…使わぬ手はない…


注意!間違ってもパーツクリーナーやクレ556等を使わないように!
(呉556の灯油系のゴムへの作用に関しては諸説ありますがハチワレでは金属にしか使いません)

私も実は一度動きの悪くなったポンプを捨てようとしたことがあります。
でもシリコンスプレー吹いてみたら復活して、それからなんやかんやでもう10年使ってます。もとは1400円くらいの安いやつです。
本当はフロアポンプ欲しいけど壊れないから買えないわけです…

というかこんな内容教えていいものなのか?空気入れ売れなくなるとさすがに困る。

また、知らなくていい情報を記事にしてすみません…
ハチワレサイクルでした!(知名度欲しい)

補足

昔ながらの鉄製の空気入れはホースが紫外線劣化しやすいので本体は大丈夫でも、ホースが割れて使えなくなります。ご丁寧にホースひっかけ金具につけて保管するとそこから割れることもあります。
そして替えのホースは本体と同じくらいかそれ以上の値段なこともしばしば…
これは業界の闇としか言いようがないのでおススメしません。

ホースひっかけ金具をトンボ口で挟むと長持ちする説があります。

耐パンクなモノたち
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この記事を書いた猫
猫だってやればできる

自転車技士、安全整備士の資格を取得してからも10年以上、自転車を研究している自転車研究家。自転車屋的にどんな人かは記事で判断して下さい!
「知らないから損をする」「すぐ壊れるから大事にしない」それだと自転車業界の思うツボ。ママチャリの裏側を記事にする私は自転車業界の敵。だから猫の姿で失礼します。

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