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自転車の空気圧を制する者はパンクを制する!知らないと一生パンクする超基本な話!

自転車の空気に関する超基本徹底解説!
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はいみなさんこんにちわ!

自転車のってたら空気あんまりはいってなくて

重くてしんどいなーみたいなのってよくありますよね?

自転車の空気ってなんで甘くなるんですかね?

1回入れて終わりやったらめちゃくちゃ楽なのに!

世の中そんなに甘くない

昔のヒトは自然漏洩って言って終わってたんですけど、ハチワレサイクルは違います。

しっかり他のヒトにドヤれるように説明するのでちょっとがんばって読んでください!

今回は自転車の空気に関して知らないと絶対パンクする基本中の基本をやります!

ほんまに基本です!でもみんな知らない、だからパンクする…

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自転車の空気が抜ける原因はゴム(チューブ)が完全に空気を遮断できない素材であること!

根本的な理由ですね…

実はこれ、意外と皆さんご存じない。だいたいの方が知らない。

一度空気を入れたら終わりとか、新車だから空気が抜けないとかは

夢です。

例えるならアレですね!

車で言うガソリンみたいな!1回入れても走ったら減る!
食べてもお腹減るとか、飲んでも飲んでも鬼殺しにストロー刺してしまう…みたいな!

はいすんません↓

実は自転車のチューブは空気を完全には遮断できない素材(2回目)

みなさん大丈夫ですか?
イヤお前が大丈夫か

新車だから抜けないとか関係ないんですよ?完全に空気を遮断できないってことは徐々にぬけてるってことなんです。

つまり、自転車を買ってから半年空気入れてないヒトはそろそろパンクします!

風船がしぼむのも同じです。目に見えない分子レベルで空気は常に抜けています。

あー!最初っから風船を例えれば良かったですね!

風船めっちゃわかりやすい!あれと同じです!

酸素なら圧力で押し出される際にO2のままだと抜けないのですが、OとOに分かれてさらに小さくなってゴムを抜けて行き外でまた結合してO2になる感じです。
自転車のチューブから空気が抜ける仕組み

はい、

チューブに入ってる空気はゴムの壁を通って押し出されて抜ける事実をまず知ってください!

このゴムが空気を通す性質をガス透過性と言います。

ゴム製品の性能評価では良く使われる言葉です。

ゴム(チューブ)のガス透過性

いきなり難しい言葉ですが、自転車のチューブの素材はブチルゴム

ブチルゴムに限らずですがゴムには空気をどれくらい通しにくいかという基準があります。

それがガス透過性、

または、ガス透過率です!

ガス透過率が低くて超安いゴムがブチルゴム。

自転車用としては超優秀なのがこのブチルゴムです。

ママチャリのチューブと言えばブチルゴム!

しかしガス透過性が0ではないので、空気は抜けていきます。

パッキンランド様のHPの表で見てもIIRブチルゴムの数値は極端に少ない。

ゴムの気体透過性、ガス透過性 - パッキンランド
ゴムの気体透過性、ガス透過性、パッキン、テフロン、Oリング、オイルシール、ゴム、フッ素樹脂の情報サイトです。

ちなみに空気を通しやすいゴムの代表はシリコンゴムです。熱可塑性や伸縮性は優秀ですが、空気ガバガバです。だから使いません。表で見ても一目瞭然ですよね…

新車だから空気が抜けない?

半年放置していたら空気が抜けていた!

これ全部空気が抜ける事実そのものを知らないから起こる誤解です!

ゴムは空気を通す事実を知っている今ならわかりますよね?

買ったばかりだから空気を入れなくていいとかそんなのは希望的観測でしかない!

実際は入れたそばから分子レベルで空気は抜けていってますので新車でも1か月に一回は必ず空気の確認が必要です。
自転車の空気圧の確認は月一回必ず必要です!

(画風が違いますが同一人物の絵です。Xに上げているのを有効利用する取り組みだそうです。)

https://amzn.to/4l7wZAh
半年乗らなかったら空気圧は半分以下になっていて当然です。パンクしたと焦って自転車屋さんに来る必要はありません!空気入れればOK!

自転車の空気の基本は、まず抜けるこを知ることから始まります!

逆に言うたらこれ知らないと、どうやって空気管理するん?って話です。

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自転車の空気が抜けてるかどうかの確認方法

空気の確認も間違ってるヒトが多い!みなさんどうやって空気確認してますか?

接地面を押して確認してませんでしょうか?

まちがった自転車の空気確認方法

はいこれは間違いです!

タイヤがつぶれないように縦方向に硬く作られているので接地面を押しての確認は間違いです。

空気圧の確認方法

自転車の空気圧はタイヤを横からつまんで確認します!

空気の確認は接地面を押すのではなく、横をツマムのが正解!

詳しくはこちらの記事で!

自転車タイヤの接地面は固く作ってます。

空気の確認を接地面ですると

入ってる!と

勘違いしてしまいます。
特に耐パンクタイヤは硬いので空気圧を誤解しやすくパンクしやすい。

接地面で確認してるヒトは横をつまむようにして下さい。

空気の入れ方とか知る前に、まず空気が抜ける原因と、正しい空気圧の確認方法を知ることが大前提の基本となります。

ゴムのガス透過性も知らず、確認方法も知らないからパンクするのは当然

一度入れたら抜けないと思っていたヒトや入れてるのに空気が甘いヒトはパンクする乗り方になって当然なのです。

擦れパンクやリム打ちパンクが半年に一度くらいのペースで起きていませんでしょうか?

知らないことでパンクするなんてもったいないですよね…

擦れパンクやリム打ちパンクについて詳しくはコチラ↓

次のページでは色んなバルブ別の空気の入れ方を見ていきます!

日本人の8割が知らない自転車のコト
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この記事を書いた猫
猫だってやればできる

自転車技士、安全整備士の資格を取得してから10年以上、
毎年2000台以上売る狂った売り上げの店に在籍。
膨大な数の販売や自転車修理、この店はいつ暇になるのか?と
嘆いた若かりし頃。
今では自称、自転車研究家。
読むうちに今まで乗るだけだった自転車のイメージが変わるブログを目指してます。
あと...ちょっと業界の闇をサラッと記事にしてます。
知らないから損するなんて、嫌ですよね?

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