もうわかっちゃった人は明日から実践しましょう!
ん?って方のために超短く詳しくご紹介!
バルブナットが斜めだと修理が大変。
この方法を知らないとどうなるか?
苦行が始まります。
バルブを抑えながら根気よくバルブナットを力任せに外していくしかない。
地味に時間がかかるし、時間もらえない修理の時などは特に厄介。
苦行です。苦行でしかない。
そして力任せにバルブナットを回しているとチューブからバルブがちぎれてしまうなんてことも起こります。
焦りとか、イライラとかがそうさせちゃうんでしょうね…
今回紹介する方法はダブルナット式
用意するもの
10㎜のスパナ×2
※10㎜のナットが抑えられればなんでもいいです。
バルブナット×1
※上から抑えていくやつ
バルブナットが無い!という方は自転車の車輪が2つあることを思い出して!
さてここで注意
簡単だと言いましたが、斜めのバルブナットをスパナの上面まで回す必要があるのは我慢してください。要はスパナがナットの下に来るまではバルブナットを頑張って回さなければいけません。
そうしないとうまくダブルナットかませないのでここは我慢して回しましょう!
しかし、5㎜から8㎜くらい斜めのナットが上に移動すれば良いだけなので超楽だと言えます。
※どれくらい無理やり回すかは持ってるスパナの厚みによる。
準備が出来たらダブルナットかますだけ。
どうでしょう?超簡単ですよね?
あとは指でするする外していくだけです。
ダブルナットは本来固定技ですが、それはまっすぐなナット同士でダブルナットをした場合。
一方が斜めであれば、ダブルナットかますことで本来の状態に無理もどせる!
これはそんな小技です。
しかし、知らないと一生あのメンドクサイ方法をとることになります。
全自転車屋が泣いた…って大げさですが少なくとも私はこの方法を見つけた時、
私、天才かも?
と思いました。
その他の外し方
バルブナットをニッパーで縦に切る。
ペンチやプライヤーでバルブをつまみナットは斜めのままラチェット式のスパナで力任せに回して外す。
マイナスドライバーをリムにひっかけて無理やりまっすぐに戻す。
※これやってるスタッフがいてしばらく面白くて見ていましたが結局力任せに外していました。
どうでしょう?
おそらくハチワレサイクル史上最高に短い記事。
たまにはこういうのもありかと…
主に同業者向けのような内容になってしまいましたが、知っていたらスルーしてください。
ちなみに私は思い付きでやりました。
誰かが教えてくれればよかったんですが、ウチは脳筋な先輩ばかりなので…
そして実践で何度も試し、体得しました。
明日から、いや今日から斜めバルブナットが好きになる同業者が増えると幸いです。
以上、ハチワレサイクルでした!
みなさん、読んでいただき本当にありがとうございます!
※ハチワレ中のヒトが使っているペンタブ
ワコムじゃないけど普通に使える優れもの↓