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【ママチャリハック】前ブレーキをかけると音がする!なぜ鳴る?原因とプロが秒で直す技を伝授しましょう!

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鳴き出すと地味に困る自転車の前ブレーキの音鳴り。

ベルを鳴らすまでもなく周囲に自分の存在を知らしめることができるブレーキの音

後ろのバンドブレーキが代表的ですが、
実は前ブレーキも鳴ります。

ママチャリの前ブレーキはキャリパーブレーキと言います。回転する車輪を挟んで制動する超わかりやすいブレーキです!

この前ブレーキの音

実は簡単に消せます


後ろブレーキと違って前ブレーキは希望の光があるんです。

でもその前に音の原因。

音の原因はブレーキのゴムが車輪にピターっと当たっていい感じに振動する共鳴音(振動音)

ブレーキゴムが車輪に当たり摩擦を起こすことでブレーキするので、摩擦による振動が起きます。その振動がブレーキゴムやブレーキ本体(アーム)と共振すると音が鳴ります。

凄くゴツくて剛性の高いブレーキ本体を使うと鳴りにくいのはこのためです。

車輪に対して平行にブレーキゴムが当たると音が鳴る

特に音がしやすい条件は車輪とブレーキゴム面が平行にぴたーっと当たると音がしやすい。

平行が一番滑りやすいんでしょうね。だから高い音が出やすい。

※正確にはブレーキシューと呼んでますが、わかりやすいようにブレーキゴムとします。

原因というか条件でしたね。
この条件を覚えておいてください!
音の消し方にも繋がりますので!

あ、

今回右手側の前ブレーキの話です。
左手側の後ろブレーキの話はコチラです↓

自転車のブレーキがギィーっと音がしたら読む記事。音が心配な方、消したい方、必見。
自転車ブレーキの音鳴り問題に困ってる方必見。 今日ね?後ろのブレーキからスゴい音がするから油かけたのよ!そしたらね?音は止まったんだけど、今度 止まらなくなっちゃって!(爆) というお客様、年に数名ご来店されます。冗談じゃないんです。マジな...

では早速、

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前ブレーキの音鳴りを消す方法

超簡単ですが自己責任でお願いします!

自転車の前ブレーキの音鳴りの消し方

物理的に曲げてゴムに角度をつける。

ブレーキゴムが付いてる所にマイナスドライバーか、六角レンチ(5㎜か6㎜)を通します。
ブレーキゴムが上から見てハの字になるように曲げます。

自転車の前ブレーキの音の消し方

それだけ。

ブレーキ曲げるなんて!危ないじゃない!なんて野蛮なの!って思う方はやらないように!
無理してやる作業ではありません。自転車屋に持っていき相談しましょう。

ついでに、ゴリラパワーの持ち主はやめておきましょう!
人間が金属の棒で曲げて折れるようなブレーキは採用されてませんが、ゴリラは話が違います。

ほんの少し曲げて角度をつけるだけで良いので
力はあまり要りません。

※ブリヂストン・ヤマハの電動子乗せのブレーキやダブルピポッドブレーキは店に任せましょう。というかゴツイので微振動が起こりにくいから音鳴りも少ないかもしれないですね。

ブレーキを軽く握っていき、ブレーキゴムと車輪の当たる角度を確認しましょう。最初に前側が少し触れてから徐々に全体が当たるようになっていれば成功。

これだけで音は消えるはずです。

ピタッと当たらず、車輪の回転を包み込むように挟み込むと音は消えるので、前ブレーキの音鳴りが気になる方はやってみて下さい!

作業後は必ず音が消えたか試乗しましょう!当然音とともにちゃんと止まるかも確認!

心配なら必ず自転車屋でプロに頼みましょう。

作業が心配ならプロに任せるのが一番!
新車で買って音鳴りして納得いかないなら一度買った店で相談するのが一番!

無理して自分でやる必要はありません。

注意:プロだと思う人に頼んだら音は消せない!危ないからできない!丸ごと交換しかない!5000円!とか言われたら「検討しまーす。」と言って逃げよう。


 

以上、前ブレーキの音鳴りの消し方でした!
意外に簡単なので自分でやるもよし、自転車屋さんに任せるもよし。

気になっているなら、その、気になっている状態が実は危ないので早めに何とかしましょう!

正常な自転車の音はタイヤのロードノイズと後ろのギアが小気味良く回る音だけです。
それ以外の音でどんな状態なのか判断する材料になるので音で不安なことがあったら自転車屋さんに相談しましょう!

ただ、音は表現が難しいのと、狙って発現しない可能性もあるので

どんな時、どういう状況で、どのあたりから音がしたかだけでも言ってもらえると助かります。

今回も読んで頂いて本当にありがとうございます!
更新遅くなってますが、読んで頂いたら、「へぇーっ」となる記事を書けるよう頑張ります。

 

ハチワレサイクルでした!

日本人の8割が知らない自転車のコト
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この記事を書いた猫
猫だってやればできる

自転車技士、安全整備士の資格を取得してからも10年以上、自転車を研究している自転車研究家。自転車屋的にどんな人かは記事で判断して下さい!
「知らないから損をする」「すぐ壊れるから大事にしない」それだと自転車業界の思うツボ。ママチャリの裏側を記事にする私は自転車業界の敵。だから猫の姿で失礼します。

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