鳴き出すと地味に困る自転車の前ブレーキの音鳴り。
ベルを鳴らすまでもなく周囲に自分の存在を知らしめることができるブレーキの音
後ろのバンドブレーキが代表的ですが、
実は前ブレーキも鳴ります。
この前ブレーキの音
実は簡単に消せます。
後ろブレーキと違って前ブレーキは希望の光があるんです。
でもその前に音の原因。
音の原因はブレーキのゴムが車輪にピターっと当たっていい感じに振動する共鳴音(振動音)
ブレーキゴムが車輪に当たり摩擦を起こすことでブレーキするので、摩擦による振動が起きます。その振動がブレーキゴムやブレーキ本体(アーム)と共振すると音が鳴ります。
凄くゴツくて剛性の高いブレーキ本体を使うと鳴りにくいのはこのためです。
車輪に対して平行にブレーキゴムが当たると音が鳴る
特に音がしやすい条件は車輪とブレーキゴム面が平行にぴたーっと当たると音がしやすい。
平行が一番滑りやすいんでしょうね。だから高い音が出やすい。
※正確にはブレーキシューと呼んでますが、わかりやすいようにブレーキゴムとします。
原因というか条件でしたね。
この条件を覚えておいてください!
音の消し方にも繋がりますので!
あ、
今回右手側の前ブレーキの話です。
左手側の後ろブレーキの話はコチラです↓
では早速、
前ブレーキの音鳴りを消す方法
※超簡単ですが自己責任でお願いします!
物理的に曲げてゴムに角度をつける。
ブレーキゴムが付いてる所にマイナスドライバーか、六角レンチ(5㎜か6㎜)を通します。
ブレーキゴムが上から見てハの字になるように曲げます。
それだけ。
ついでに、ゴリラパワーの持ち主はやめておきましょう!
人間が金属の棒で曲げて折れるようなブレーキは採用されてませんが、ゴリラは話が違います。
ほんの少し曲げて角度をつけるだけで良いので
力はあまり要りません。
※ブリヂストン・ヤマハの電動子乗せのブレーキやダブルピポッドブレーキは店に任せましょう。というかゴツイので微振動が起こりにくいから音鳴りも少ないかもしれないですね。
これだけで音は消えるはずです。
ピタッと当たらず、車輪の回転を包み込むように挟み込むと音は消えるので、前ブレーキの音鳴りが気になる方はやってみて下さい!
心配なら必ず自転車屋でプロに頼みましょう。
作業が心配ならプロに任せるのが一番!
新車で買って音鳴りして納得いかないなら一度買った店で相談するのが一番!
無理して自分でやる必要はありません。
以上、前ブレーキの音鳴りの消し方でした!
意外に簡単なので自分でやるもよし、自転車屋さんに任せるもよし。
気になっているなら、その、気になっている状態が実は危ないので早めに何とかしましょう!
正常な自転車の音はタイヤのロードノイズと後ろのギアが小気味良く回る音だけです。
それ以外の音でどんな状態なのか判断する材料になるので音で不安なことがあったら自転車屋さんに相談しましょう!
ただ、音は表現が難しいのと、狙って発現しない可能性もあるので
どんな時、どういう状況で、どのあたりから音がしたかだけでも言ってもらえると助かります。
今回も読んで頂いて本当にありがとうございます!
更新遅くなってますが、読んで頂いたら、「へぇーっ」となる記事を書けるよう頑張ります。
ハチワレサイクルでした!