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ママチャリのペダル交換をしたいが、左側だけがなぜか外れないを解決。

右側ははずせたけど、左がどうやっても外れないんだ!

なんでネジではまっているだけなのに外れないんだ!
サビてんのか?固着か?

そんなアナタ。

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左は逆ネジです。

自転車の左側のペダルは逆ネジです。
逆ネジとは?
通常のネジとは逆向きにネジの溝が切ってあります。

つまりアナタは、外すつもりで締めこんでいたということです!

だから外れない!

他にも工具やコツなんかも紹介するので是非最後までご覧ください!

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必要な工具

15㎜のスパナ必須。ペダルは15㎜の工具でアクセスできます!

が、

モンキーレンチでは無理だと思います。

ペダル側の工具がアクセスできる幅が細いのでモンキーレンチだと幅があり過ぎてペダルの軸の丸い部分にしかアクセスできません。
ペダルの工具が入る隙間は7㎜
モンキーレンチは幅が1cmなのでペダル交換はできない。
アクセス面とすき間ができるのでモンキーレンチはペダル交換には使えない

という訳で我々はペダルレンチを使います。

一家に1本あれば暴漢武器になりますのでおススメです。最近物騒ですからね。

ペダルレンチの幅は5㎜でペダル交換に最適
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ペダルのはずし方

右のペダルは正ネジなので反時計回りに回してはずれます。

左のペダルは逆ネジなので普段しめこむ方の時計回りではずせます。

どうしてもかたくて回らない場合は反対側のペダルにつっかえ棒をして楽に力がかかる場所を探しましょう!

下の画像だと右ペダルにつっかえ棒してるのであとはペダルレンチを下に押し込めばはずせます。

※車体が浮いちゃう場合はおさえながら工夫してください。

ペダル交換の裏技
左ペダルの下につっかえ棒しても大丈夫ですがこの状態で左ペダルを手でおさえながらグッと下にレンチをおろすだけの方が安定して外せます。

もう1つ、つっかえ棒なんてしなくても良い方法。

つっかえ棒をしなくても通常のトルクで締めこんである場合は握力だけで楽にはずれる場合もあります。
ペダル交換は角度によっては握力で何とかなる場合がある。

ペダルレンチの角度が合えばこんなこともできます。

※指挟まないように気を付けてください!

プロでもペダルのはずし方はヒトそれぞれ。個性出ます。

ペダルは基本、締めこんであるだけなので、左が逆ネジということだけ知っておけば苦労はしません。

※超古い自転車や、バカ締めしてあるペダルはつっかえ棒システムがおススメです。

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左ペダルが逆ネジと知らずにネジ山を潰してしまった場合

もうどうしようもないくらいネジ山をなめてしまって途方に暮れているそこのアナタ。

がんばりましたね。

そんなあなたに朗報です。

どうしてもはずれないならクランクごと交換すればOK

ペダルがはずれないくらいで自転車をあきらめてはいけません。抜けないならペダルが取り付けられている部品ごと取り替えちゃえばいいんです。

ただし外すには専用工具が必要。買うのと自転車屋でやってもらうのとどっちが安いかわかりませんが、クランクごと交換するのもアリです。

専用工具はコチラ↓
クランクキャップを外し、14㎜のナットを外しそれからこいつを使います。

注意点

右側クランクはギアが直結していますのでクランクの長さと歯が何枚か調べてから買いましょう。
例えばクランク長165㎜、歯数(丁数)32丁とか36丁とか。

丁数違うとチェーンのコマにも影響しますからメンドクサイです。

左側クランクは長さがあえば多少形状に違いがあっても大丈夫です。まっすぐでも少しカーブしてても関係ありません。気にするならどうぞって感じですね。

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取付にも注意が必要。

ペダルには左右があります。

ネジ部分にスリットがあるのが左。つるつるしてるのが右。

自転車のペダルの左右の見分け方

取付は最初の2回転くらいが超重要

最初から工具つかって締めていくとペダルがななめにはいっててもそのまま押し込んでしまいます。斜めに入ったペダルはこぐと気持ち悪い感触になります。

失敗を防ぐためにも最初の2,3回転は必ず指で回し込んで入れましょう。

指でいけますから、いけないとすれば何かがおかしいと思ってください。

ペダルは高い位置から落とすとネジ山がつぶれる場合があるので注意しましょう。

締め付けトルク39.2N.m

トルクが40近いということは力いっぱい締めろってことです。

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ペダル交換するメリット

気分が良い。

おそらく交換したいのは破損とか傷がヤバいとか、見た目的なものとそれにともなう機能的破損。

ペダル割れてガタガタするとか、そんなレベルで交換に至ると思います。

でも、ファッションで替えたって良いんです。

ママチャリでもペダル変えると気分変わって良いです。

ペダル、グリップ、サドルのように体に触れる部分の交換は乗り心地に直結しますから満足度高いと思います。

ペダルに関してはデメリットは無い。

よほど奇抜なデザインにしない限りはデメリットはありません。金属のペダルは逆回転で脛に当たると悶絶するくらい痛いくらいでしょうか?

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おススメなペダル

ペダルと言えば「ミカシマペダル」一度使えばもう次も絶対ミカシマに戻る。

反射板はついてませんので気を付けましょう。


以上!

ペダル一つとっても知らないとけっこう大変なのがお判りいただけたでしょうか?

ただ、わかっちゃえばなんてことない単純な作業です。

ペダルで有名なミカシマペダルに交換してご満悦になれる日も遠くありませんよ!

以上、今回はママチャリのペダル交換でした。

日本人の8割が知らない自転車のコト
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この記事を書いた猫
猫だってやればできる

自転車技士、安全整備士の資格を取得してからも10年以上、自転車を研究している自転車研究家。自転車屋的にどんな人かは記事で判断して下さい!
「知らないから損をする」「すぐ壊れるから大事にしない」それだと自転車業界の思うツボ。ママチャリの裏側を記事にする私は自転車業界の敵。だから猫の姿で失礼します。

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