昔の話ですけどね、遅くまで店にいたらね、突然鳴るんです。自転車のベルが…
誰かのイタズラかな?なんてイヤイヤ、夜21時に子供はいないでしょ…
見渡しても、ほんとに誰も居なくて…
一応、イラサイマセー…(小声)と言ってすぐ帰りました…
もうひとつあって、
わが家では頻繁に足音がします。家族以外の足音です。
ミシィ…ミシィ…ミシィだったり
トン、トン、トントン…だったり、誰かが歩いたり階段上ってる音なんですね。
明らかに体重乗ってる系の音が、夜中に…こういう作業してると後ろで…
結構体重乗せないと鳴らない床なんですけどね…
鳴ります。
でも、無視
階段登ってこようが、降りてこようが、私の後ろで立ち止まろうが
無視
一度酔っぱらっていて足音の人にハイタッチを求めたのですが
自分に寒気がしただけでした…
無害確定ですからまあ、気にしないことにしてます!
私の方がよっぽどヤバい…
さて!
こういうのって人に伝えなければ知ってもらえない体験ですよね?
アンパンマンの上から押すと音出して走り回るおもちゃが誰もいない部屋で勝手に走ってるとかって言わないと知ってもらえないですよね?
言っても気味悪がられたりするのが怖くて言えないことも多いでしょう…
言わないだけで日々遭遇している非日常体験ですが、埋もれて出てこない体験談。
もったいない。
ほんともったいない。
こういった、自分だけが遭遇した何かや不思議な体験を各地の山で取材して本にしている作家さんがいます!
田中康弘さんの「山怪」シリーズです!
↑こんなシーンはありません。イメージです。
以下:山と渓谷社HPより抜粋
著者の田中康弘氏が、交流のある秋田・阿仁のマタギたちや、各地の猟師、山で働き暮らす人びとからから、実話として聞いた山の奇妙で怖ろしい体験談を多数収録。話者が自分で経験したこととして語る物語は、リアリティがあり、かつとらえどころのない山の裏側の世界を垣間見させてくれる。
山の怪談。 現代版遠野物語。
目次
序文
Ⅰ 阿仁マタギの山
狐火があふれる地/
なぜか全裸で/
楽しい夜店/
生臭いものが好き/
狐の復讐/
見える人と見えない人/
狸は音だけで満足する/
消えた青い池/
人魂、狐火、勝新太郎/
親友の気配/
辿り着かない道/
蛇と山の不思議な関係/
汚れた御札/
マタギの臨死体験/
叫ぶ者/
白銀の怪物
………………………
目次見ただけでも、ヤバそうですよね?
(全部短編で超読みやすいです)
でも俗に言う怪談ではないんです。
強弱つけてギャー的なやつは無いです。
ただそこはかとなく怖さと何故か安心が混在してます。
狐に化かされた人の顛末などは必読。
思わず
マジかぁ…
と読みながら感心します。
あと、亡くなった方が、大事な人にその旨を知らせに訪れるのも怖いというより繋がりだとか想いの部類で何とも言えないです…
「怖い」「恐怖」よりそういうものが未だにあるという、なんとなく信じてたモノがやっぱりあるんだという安心感があり、気づけば初刊からずっと読み続けています。
そして、2023年9月現在、4巻目となる「山怪 朱」まできて、やっと、山で危ない目にあったときの対処法が伝授されます。
あの呪文、一巻目から教えてほしかった…
よく山に行くヒトは知っておいて損はないはず!
以上!今回は自転車休みです!
たまにはこういう記事も書きたいのです!ハチワレサイクルが自転車のことばかり書くと思ったら大間違いですよ!雑食目指します!
ブレッブレでもそれを許容する皆さんが大好きです。
読んで頂き、とてもありがとうございます!
はやく5巻出ないかなー!!!!!