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雨の日ってパンクしやすい?と感じるのは自転車屋さんだけ?

雨の日の後、
自転車に乗ろうとしたらパンクしてた。
そして自転車屋に行ったら結構混んでた…

そんな経験ありませんか?

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なぜ雨の日の後は自転車のパンクが増えるのか…?


おそらくこの疑問を持つのは同業者でしょう。

でも皆さんも知っておいて損はない内容です!

答えを先に言ってしまうと

摩擦係数が関係しています!

は?摩擦係数?こないだゴムのガス透過性ってやったばっかりでハチワレサイクルは難しいことばかり言うと思ったあなた、

耐えてください。

摩擦係数を簡単に言うとモノの滑りやすさ、または滑りにくさです。摩擦係数が低いほどよく滑る。高いほど滑りにくい。

雨の日は水によって濡れたモノの摩擦係数が下がります!
※よく滑るってこと!

晴れた日ならゴムとの摩擦で蹴散らされる金属片や植物のトゲが水に濡れるとスルっとタイヤのゴムを貫通してチューブに穴をあけます。
※サラッと書きましたが植物のトゲはホントに刺さります。立派な凶器。

雨のせいで摩擦係数が低くなり普段刺さらないようなモノまで刺さりやすくなってしまうという至ってシンプルな話。

そしてお待たせしました。
映画とかで狂人がナイフを舐めるアレ

アレもこの原理。

頭がおかしいから舐めてたんじゃなくて
ナイフ舐めも摩擦係数を低くして切れやすい状態にしていたんですね…

実は理にかなってたんです。

カッターナイフも新品は油ついてますよね?
防錆と摩擦係数を低めるのに潤滑油がついてます。
切れなくなったカッターも舐めるか呉556かけると復活します。
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雨はパンクトラップを仕掛けてくる

雨が降ると普段は端っこにある金属片などが流れ出てくると言われています。
道路も歩道も実は少し斜めになってるので雨で流されて良い位置にくるんですね。

(あ、ダメな位置か…)

だから踏んでしまうリスクが高まり
摩擦係数も低いから刺さってパンクする率も高まるわけです。

雨の日の路面状況はパンクする条件が整いすぎています。

こんな時は悔しいことに先日ゴミと称した「耐パンクタイヤ」が役立ちます。

デメリットもたくさんですが

しっかり空気メンテさえすればメリットも出てきます。

ひび割れたタイヤや安いタイヤ、摩耗が進んだタイヤは雨の日弱いのは明白

耐パンクタイヤなら刺さっても安心。
なにせそれがこの手のタイヤの仕事なのですから…
※長さ5mm以内の細い針状のものは大丈夫です。クギとかダメ。

ただ何度も言いますが、空気入れないとゴミです。

空気入れないと自滅しますからね。

定期的な空気メンテできる前提でなら中高生のお子様におススメして問題ないかと思います。

彼ら、元気だし…

ママチャリ用の軽い耐パンクタイヤが発売されたら最高なんですけどね…
ロードとかならパナレーサーのGILLARがあるけどママチャリ界隈ではまだまだ先でしょう…誰が軽快車のタイヤ1本に6000円も出す?




以上!どっちかと言うと雨の日は車が良いハチワレサイクルでした!
雨の日の自転車でメガネが濡れると終わりですからね。
まあ、猫なんで関係ないんですけど…

少しでも快適にしたい!その気持ちを記事にしましたのでこちらもどうぞ!

いつも読んで頂いてとてもありがとうございます!
本当にありがとうございます。

読めばパンクしなくなる記事
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この記事を書いた猫
猫だってやればできる

自転車技士、安全整備士の資格を取得してからも10年以上、自転車を研究している自転車研究家。自転車屋的にどんな人かは記事で判断して下さい!
「知らないから損をする」「すぐ壊れるから大事にしない」それだと自転車業界の思うツボ。ママチャリの裏側を記事にする私は自転車業界の敵。だから猫の姿で失礼します。

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